「最近、なんだか疲れやすい……」と感じていませんか?
栄養をバランスよく、きちんと摂取できていないと、体が不調になりやすいです。実は、栄養のバランスとは、毎日3食取るだけでは、足りていない場合が多いです。
農林水産省では、食品に含まれる主要な栄養と、栄養素ではないものの、摂取が必要な成分について紹介しています。そこで紹介されている情報を参考に、ここでは私たちの生活に必要な栄養価について確認していきます。
また、栄養のバランスが大切だとわかっていても、ていねいに食事を作り込むことを、毎日続けることのはとても難しいことです。そこで、たくさんの栄養がギュッと詰まっていて、栄養を吸収するサポートをしてくれる梅酢について、あわせて紹介します。
毎日の食事と、手軽に栄養を補給できる梅酢の力で、健康的な体作りをしていきましょう。
Contents
健康に欠かせない5大栄養素
私たちは毎日、体を動かし、元気に生活を送るため、食事をします。ですが、ほとんどの人が、食事は何か口に入れられれば良いと考えてしまいがちで、栄養のバランスまで気が届いていないことも多いでしょう。
食事の目的は、おいしいものを食べて気分転換をしたり、景観の良いレストランで楽しい気分を味わったりすることもありますが、やはり根本的な目的は栄養を摂取することです。なかでも、5大栄養素と呼ばれる成分を含む食品を食べることで、体は元気になり、健康的になります。それぞれの栄養について確認していきましょう。
1. 炭水化物
炭水化物は体を動かすエネルギーになります。脂質、タンパク質と合わせて3大栄養素と呼ばれるほど、大切な栄養です。
「炭水化物ダイエット」という名称のダイエットがあることからわかるとおり、食べる量をコントロールすると体重の増減に影響します。つまり、食べ過ぎには要注意です。
炭水化物を主に含んでいる食事としてよく知られているのが、穀物類です。たとえば、お米やパンが代表的です。その他にも、牛乳や豆製品などにも含まれています。
2. 脂質
脂質も炭水化物と同様に、体を動かすためのエネルギーとなります。なかには、脂質という名前を聞いただけで、食べることを避けたくなる人もいるでしょう。たしかに「脂」という言葉を聞くと、どこか太りそうで、不健康なイメージがあります。
ですが、脂質は肉などに含まれる動物性の油だけではありません。魚に含まれている成分も脂質と呼ばれます。たとえば、DHAやEPAといった魚由来の脂質には、脳の健康をサポートしてくれる効果効能があるとされています。
脂質が多く含まれている食品には、肉や魚、卵などがあります。脂質は体を動かすために飛鳥名エネルギーですが、食べ過ぎると、肥満につながります。摂取量に気をつけて、食べるようにしましょう。
3. タンパク質
タンパク質は体の成長に欠かせない成分です。成長期に、タンパク質を十分に摂取していないと、体だけでなく、脳も成長しないと言われるほど、大切な成分です。
タンパク質が体の成長を支えるのは、子どもだけに限った話ではありません。私たちの体は、大人になってからも成長を続けています。たとえば、内臓や体の中に流れている血液は常に新しくなっています。ですので、大人であっても、タンパク質は体を作るために、必要な成分です。
タンパク質を含む食品は、納豆などの大豆製品、卵や牛乳などの乳製品、肉・魚に含まれています。脂質と同じように、動物性と植物性の違いがありますから、バランスよく取ることが大切です。
4. ビタミン
ビタミンにはたくさんの種類があり、それぞれ、役割が異なります。主に13種類のビタミンがあるとされていて、ここでは代表的なものをいくつか紹介します。
まず、ビタミンCです。ビタミンCといえば、真っ先にレモンを思い浮かべる人が多いでしょう。実際、レモンにはビタミンCが含まれています。肌を健康に保ったり、風邪を予防したりする効果があるとされています。
次に、覚えておきたいのが、ビタミンDです。ビタミンDは骨や歯を健康に保つために欠かせない栄養素です。骨や歯をつくるのは、主にカルシウムという成分ですが、ビタミンDを摂取することで、カルシウムが体内で吸収されやすくなります。ビタミンDは魚やキノコ類に含まれています。肉からは摂取できないので、日頃の食事だけでは不足しがちな成分です。
ビタミンCとDに限らず、ビタミンは毎日の食事で十分に補給できないことが多いです。それだけビタミンの種類が多いということでもありますが、サプリメントで栄養を補ったり、定期的に食事内容を見直したりすることで、バランスを意識的に取ることが大切です。
5. ミネラル
ミネラルは「無機質」という名前でも呼ばれる、大切な栄養素です。ビタミンと同様に、たくさんの種類があります。16種類あるとされるミネラルのなかから、代表的なものを紹介します。
カルシウムはミネラルのなかでも、重要な役割があるため、よく知られています。カルシウムは歯や骨を作るので、丈夫な体を作るために欠かせないミネラルです。主にチーズや小魚、海藻類などに含まれています。
カルシウムと合わせて覚えておきたいミネラルが、マグネシウムです。マグネシウムもカルシウムのように、骨や歯を作るために必要なミネラルです。マグネシウムを含んでいる食材は、魚類やアーモンドなどの果実、豆類です。
栄養をとるには”吸収力”が大切
「私は毎日、栄養バランスを考えて食事をしています」という人でも、体が十分に栄養をとれていないことがあります。
食事自体の栄養バランスがとれていても、それらの栄養を体がきちんと吸収できなければ、健康的な体作りはできません。逆にいえば、毎日の食事バランスが多少は崩れていても、吸収力が高ければ、栄養バランスが良くなります。
梅酢のクエン酸でより健康に!
そこで、覚えておいてほしいのが、梅酢に含まれる「クエン酸」です。クエン酸と聞くと、レモンなどの酸っぱい食べ物を連想しがちですが、実はレモンよりも、梅酢の方がクエン酸を含んでいる量は多いとされています。
クエン酸には体に必要なミネラルの吸収を促進したり、クエン酸自体が、体を動かすためのエネルギーになったりするので、健康作りには欠かせない成分です。
なぜ、梅酢が良いかというと、ティースプーン2〜3杯ほどコップにそそいで、お水や麦茶など飲み物と割って飲むだけで栄養が摂取できるからです。お酒で割って飲むのもOKなので、お手軽に摂取できます。
手頃に栄養を摂取できて、健康的な体を作るのが梅酢です。栄養価が気になっている人は、毎日の食事を見直しつつ、栄養をきちんと吸収できるように、梅酢もセットで飲んでみましょう。